【ラーメン業界日本初】幸楽苑が非接触型の配膳ロボット「K-1号」の実証実験を開始 コロナ対策や人手不足解消で自動化を加速
2020-08-31

株式会社幸楽苑ホールディングスは、2020年8月20日、新型コロナウイルス感染症の予防対策や人手不足解消を目的とし、2020年8月27日(木)より本宮店(福島県本宮市)にてAIを活用した非接触型の自動配膳ロボット「K-1号(ケー・イチゴウ)」導入の実証実験を開始することを発表した。

同社は、同ロボットの導入により、非接触型の配膳を自動化し、店舗スタッフの負担を軽減することでサービス中心の働き方へシフトできると考えている。ロボットにはセンサーが搭載されており、人や物にぶつからず安全に走行可能。また、音声案内もでき、エンターテイメント性も兼ね備えている。今後も同社は、最新のテクノロジーを活用することで、店舗の省人化・デジタル化を目指していくと述べている。



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配膳ロボット「K-1号」利用の流れ

店舗利用者がテーブルに設置してあるタブレットで料理を注文後、店舗スタッフが注文内容を確認。出来上がった料理をロボットのトレーに乗せ、タッチパネルで移動を指示すると、注文した人の席まで料理を運ぶ。利用者が料理を受け取った後、ロボットの音声案内にしたがい、頭のセンサー部分に手をかざすとロボットは厨房に戻る。