KEENON Robotics(本社:中国上海市)は、スマート無人配送ロボットソリューションを手掛ける中国ユニコーン企業。2010年設立で現在、中国国内全省のサービス業を対象にロボットを提供する。2021年には、国内飲食業界商業ロボット領域における市場シェアを48.6%(米調査会社IDC調べ)に拡大。国外でもすでに60カ国・地域へ進出している。COOの万彬(Wan Bin)氏によれば、2023年には世界中のパートナーとともに、さらに踏み込んだ「地域密着型の市場開拓」を進めていく予定だ。同社は、日本を世界トップ3に入る市場として重要視しており、3桁台の成長率を見通す。万彬氏に製品の特徴、成長の背景、日本市場展開の進捗とその将来展望について、話を聞いた。